どうも、医学生シン(@BodymakeShin)です!
今回は、高い買い物で後悔しないために守るべき3つのことです。
私は大学1年生の時、モテたい気持ちが強すぎて、恋愛系の情報商材を掴まされて大金を失ったことがあります。
自分史上、最悪の買い物でした・・・
この記事では、その苦い経験からなぜヒトは騙されるのか考えて、高い買い物で後悔しないために守るべきことをまとめました!
大学1年目の失敗!
突然ですが、皆さんが子供のころ、親戚からもらっていたお年玉はどのように管理されていたでしょうか?
私の場合は親が管理してくれていて、大学進学を機に通帳ごと渡してもらいました。
大学生になると、様々なことができるようになります。
その中の一つに、自分でまとまったお金を管理して、自分の意志だけで大きな買い物ができることがあります。
大学に入った直後、私はいきなり数十万円もの貯金を手にしました。
正直に言って、その時の私は私は突然降ってきた自由を持て余していました
だからでしょうね、私が失敗してしまったのは。
高額な情報商材を掴まされた!?
中高が男子校だった大学1年生の時の私にとって、一番の関心ごとは『モテ』でした。
しかし、人に聞くのは恥ずかしい。そんな私は、ネットやSNSでモテに関するノウハウを調べ始めました。
もうこの時点で、なんというか、ズレていますよね・・・
普通の人はInstagramやX(旧Twitter)に載っているモテテクニックを鵜吞みにしたりしません。
しかし、当時の私はものを知らなかったと言いますか、頭がゆだっていたと言いますか、とにかく冷静ではなく、目先のモテノウハウに飛びついていました。
気が付けば、顔も名前もよく知らない、本当にモテる秘訣を知っているのかもよくわからない人のセールストークに騙され、4万円もする情報商材を買ってしまいました。
このことは、私の人生の中でワースト3に入る失敗です。
軽率な買い物をしないために守るべき3つのこと
さて、ここで終わってしまえばただの愚痴で終わってしまいますので、この失敗から学んだことをシェアしたいと思います。
私が考える、後で後悔する買い物をしないために守るべきことは下の3つです。
- その場で決めない
- なぜ買いたいのか言語化する
- 相談できる人を作っておく
ポイント①:その場で決めない
一番大切なことは、購入をその場で決断しないことです。
例えば、一杯10,000円の水があるとしましょう。
当たり前ですが、喉がカラカラの時と、そうでない時では、水を欲しいという気持ちに差があります。
目の前の商品の絶対的な価値は変わりませんが、その時々のメンタルやコンディションで『自分にとっての価値』は変わってしまいます。
ヒトは頭がゆだったようなとき、アツくなったとき冷静に判断できません。そういった状態で下す決断は、たいてい後で後悔します。
特に情報商材屋などは『ヒトをアツくさせるプロ』です。
その買い物には少なくない対価が求められている。失敗すれば後悔する。
そんなときは、目の前のものがどんなに素晴らしいと思っても、その場では買わないようにしましょう。
最低でも一晩は寝かせるべきです
ポイント②:なぜ買いたいのか言語化する
次のポイントは、自分の気持ちを言語化することです。
ヒトは、自分では論理的に考えていると思っていても、実際は感覚や雰囲気で物事を判断してしまっています。
つまり、『これを買えば、こんな素晴らしい未来が!』という確信も、実は簡単に反駁されうる脆いものかもしれないということです。
そして、そういった『ふわっとした明るい未来予想図』は、たいてい時間経過で消え去り、高い買い物をしてしまったという事実だけが残ります。
だから、高い買い物を前にしたら、自分の感情や思考を批判的に振り返ることが大切です
だから、高い買い物を前にしたら、自分の感情や思考を批判的に振り返ることが大切です
例えば、私が情報商材を買ってしまった時、こんな風に自分の気持ちを言語化していれば違った結末もあったかもしれません。
この情報商材を読んだらモテテクが分かって、モテまくるはず!
→なんで情報商材なの?4万もあればいい服買えるし、いい美容院行けるよね?
だって、どの服買えば良いか分からないし、どの美容院に行けばよいか分からないもん・・・これ読めば一発で解決するならお手軽じゃん
→なるほど、つまり考えるのが面倒だからお金出してササッと解決しようとしてるんだ
このように、自分の気持ちを深掘りしていくと、『モテたい』というより『モテるために頭を悩ませたくない』という気持ちで情報商材に手が伸びています。
つまり、大学1年生の時の私は『服や髪形について時間をかけて試行錯誤してまでモテたくはない』と思っていたのです。
つまり、私にとって『モテ』の本当の優先順位はそこまで高くなかったのです。
6年ぶりに女性と接して戸惑っていたことや、情報商材屋の巧みなセールスでアツくなってしまったことから、重要ではないことにお金を使ってしまいました。
皆さんは、私と似たような失敗をしないでください。
ポイント③:相談できる人を作っておく
最後のポイントは、相談できる人をあらかじめ見つけておくということです。
逆に言って、誰にも言えない買い物はしない方が良いです。
また、相談できる人を見つけると言っても、あらゆる事柄について相談できる人を1人見つけるという意味ではありません。
- 進路のことなら親や先生
- 異性関係なら親友
- ブログのことならSNS上でつながっているブログ仲間
こんな風に分野に分けて複数の相談相手を持ち、他人の忠告には耳を傾けたほうが良いですね。
ひとに相談することのメリットは2つあります。
1つ目は、他人に説明することで買おうとしているものについて理解が進み、冷静になれることです。
セールストークを聞いている間は『スゴイスゴイ!』と合いの手を入れているだけでいいですが、自分が説明するとなるとそうもいきません。必然的に頭が冷えていきます。
2つ目は、他人に相談できるかどうかが一つのスクリーニングになることです。
どういうことかというと、ヒトは自分が直視したくない欲求を、直視しないまま叶えてくれる提案には簡単に騙されてしまいます。
なんなら、自分で自分をだまして買ってしまうこともあります。
先のモテ情報商材の例では、『自分を魅力的にする手間をすっ飛ばして、お金を払ってさっさとモテたい』『努力したくない』という隠れた直視しがたい欲求を叶えてくれるから、私は簡単に騙されてしまいました。
しかし、本当はみんな自分のやましい部分には気が付いているものです。
だから、誰にも相談せず、自分一人で決断します。そして、後になって悔いるのです。
他人に相談できないということが、その買い物が悪いものであることの根拠となります。
まとめ
さて、いかがでしたか?この記事は参考になったでしょうか。
この記事を読んで、買い物で後悔してしまう人を一人でも減らせれば幸いです。
私が考える、後で後悔する買い物をしないために守るべきことは下の3つです。
- その場で決めない
- なぜ買いたいのか言語化する
- 相談できる人を作っておく
それではまた。
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