第二外国語を学ぶならフランス語がおススメ!

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 どうも、医学生シン(@BodymakeShin)です!

 今回の記事では、第二外国語としてのフランス語の魅力を解説します!

 私は大学に入って第二外国語にフランス語を選び、今ではフランス語検定で3級を取っています。

 大学の講義はとっくに終わっていますが、講師の先生にたまに質問させていただきながら、独学でフランス語を勉強しています。

 私は大学の教養課程でフランス語を第二外国語として選択して良かったと思っています。

 この記事では、フランス語を学ぶメリット初心者がつまずくポイント独学でどこまで到達できるのかを解説します!

なぜフランス語を第二外国語に選んだか

 まず、どうして第二外国語にフランス語を選んだのかですが、私は拍子抜けするような理由でフランス語を選びました。

 私がフランス語を選んだのは、漫画『かぐや様は告らせたい』に出てきたからです。

 医学部も他の学部と同様に1.2年生は教養課程なので、履修登録があります。

 私の大学は1年生から2年生に進級するには外国語の単位が一定数必要なのですが、私は英語が苦手だったので、第二外国語を何か取りたいと考えていました

シン
シン

中国語・ドイツ語・フランス語などから選ぶとなったとき、選んだ基準は『楽しめるかどうか』でした

 というのも、理系の大学生がちょろっと学んだ程度の第二外国語が実益につながるとは思えなかったからです。

  • 今は中国の成長が著しいから、中国語が役に立つ
  • 日本の医学は昔ドイツ語で書かれていたから、ドイツ語の知識は役に立つ

 こういった意見も聞きましたが、医学部生や医者で実際に第二外国語を役立てている人に会ったことがありません

 仕事の場では基本的に英語が使われています。

 慣習的に使われている医学用語にドイツ語が使われていることは確かにありますが、その都度調べれば済む話です。第二外国語として習うのはコスパに見合いません。

 だったら、『なんか面白そう!』と思える言語を選んだ方が良いと思いました。

 この選択は、今でも後悔していません。

初心者時代の学習の工夫・苦労

 さて、『フランス語なんか面白そう!』と思って学び始めた私ですが、当然順風満帆に知識が増えていくわけではありませんでした。

 フランス語で初心者が真っ先につまずくポイントは、発音です。次点で文法でしょうか。

 フランス語話者にとっては日本語話者に言われてくないでしょうが、フランス語の発音は独特です。

 前の単語の語尾と後の単語の頭文字がつながって発音される(リエゾン)ので、歌うようにスラスラ発音することが求められます。

 また、フランス語は発音が優先されるので、何の意味もなく発音を整えるためだけの文字が挟まれたりします

 英語ではこういったことがないので、最初は戸惑うかもしれません。

 また、文法も例外事項が多いので、その点も難しいポイントです。

 フランス語において、形容詞が名詞を修飾するときは、基本的に名詞・形容詞の順です。しかし、短くてよく使う形容詞は慣習的に名詞の前に置かれます。

  • Filles intelligentes(女の子たち 賢い)
  • Délicieuses pommes(おいしい リンゴ)

 『短くてよく使う形容詞』は出会うたびに覚えていくしかないので、最初はつまずくかもしれません。

フランス語から得たもの

 フランス語は難しいですが、フランス語を学んで得たものは多いです。

シン
シン

その中でも、エンタメ・ファッション・グルメで使われている言葉の意味が分かるようになるのは自分の中で大きかったですね

 例えばエンタメでは、漫画で出てくる言葉の意味が分かるようになります。

  • ワンピースのサンジの技名はフランス語
  • ワンピースのナミの養母ベルメールはフランス語で義母

 また、レストランでメニューの大まかな意味が分かるので、料理のイメージが湧くようになります。

 例えばカフェオレは、フランス語ではCafé au laitと書きます。Caféはコーヒーで、auは前置詞『a』と『le』の省略形で、laitは牛乳です。

 ですので、Café au laitを無理やり日本語に直訳するのなら、『牛乳に注ぐコーヒー』といったところです。

 つまりコーヒーに牛乳を注いで作るカフェオレは字面の上では正しくなく、写真のように牛乳に注いだものが正統派というわけです。

 もちろん、このような話はただの言葉遊びですが、こういった言葉遊びも楽しいのではないでしょうか。

 自分が持っている知識に英語と日本語は以外の言葉があると、感性の幅が広がります。

 別に金銭的なインセンティブは一切ありませんが、色々なことが分かるということは人生を豊かにしてくれます

独学の限界

 フランス語を勉強すると、様々な発見があり、楽しい日々を過ごせるようになります。

シン
シン

しかし、独学の勉強では必ず限界が訪れます

 私のような理系大学生が独学でフランス語を学習するのなら、フランス語検定3級が限界でしょう。それ以上を目指すのなら、スクールに通ったり、大学でフランス語を専攻する必要があります。

 なぜなら、フランス語検定準2級からは面接試験があるからです。

 前述の通り、フランス語で難しいのは発音です。

 面接では音読が審査されますし、面接官から質問されることもあります。つまりスピーキングやリスニングが問われますが、この部分は独学では厳しいです。

 ちなみに、私が3級を取るまでに活用した参考書は以下の5点です。

 この5つをこなして、かつ過去問も解けば、仏検3級くらいまでなら独学で到達できます

フランス語を学ぶ日々

 フランス語を学んでも、ビジネスやお金稼ぎで活用するのは難しいです。

 フランス語を仕事で活用するのなら、ハイレベルなフランス語能力が求められます。スクールで講師になったり、外務省などで通訳をしたり、というのはかなりの狭き門です。

 英語のように需要が多くないので、『そこそこできる』というレベルでは全く仕事になりません

シン
シン

一時期フランス語でアルバイトを探しましたが、フランス語3級レベルでは全くお話になりませんでした

 しかし、ビジネスに活用するわけではないのなら、フランス語は趣味として優秀です。

 日本にある『なんかおしゃれなもの』にはだいたいフランス語が使われているので、フランス語が少しでも分かれば、それらがより面白くなります。

 第二外国語を何にしようか迷っている大学生には、フランス語がおススメです!

この記事を書いた人
医学生シン

関東の医学部に通う医学生
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