どうも、医学生シン(@BodymakeShin)です!
この記事では、『失敗を恐れないマインド』について解説します!

失敗の可能性が脳裏にちらついて決断できない!という人に向けて書きました
私も高校生くらいまでは失敗を恐れて無難な道ばかり選んでいましたが、大学に入ったくらいから考えが変わりました。
失敗への恐怖を克服するのは、そう難しいことではありません。
少し考え方を変えるだけです。
- 失敗を恐れてしまうのは『減点方式』に慣れているから
- 失敗への恐怖を克服するには実際に失敗するのが効果的
失敗を恐れてしまう理由
日本人はとにかく失敗を恐れてばかりいると言われています。国民性を皮肉ったジョークでも、日本人は優柔不断なキャラクターとして描かれます。

しかし、洋画でも『失敗したら誰が責任を取るんだ!』みたいなシーンがあるので、失敗を恐れるのは日本人限定ではないと思いますが・・・
実際のところは、人間は潜在的にリスクへの恐怖を抱えているという方が正しいかもしれません。
とはいえ、日本人の方が失敗のリスクを恐れる傾向が強いのはあるでしょう。私は、この原因を公教育の『減点方式』にあると考えています。
学校のテストは基本的に100点満点であり、間違いの大きさや数に応じて減点されます。例外は数学の証明問題や文系科目の記述問題ですが、これは偏差値の高い学校や受験直前でしかやりません。
よって間違いを避けることが点数(評価)を上げる近道で、小中学校ではそれが顕著です。
あらかじめ存在する正解を覚え、テストでそれを書き出すというのが『勉強する』ということだとされています。

『考えさせる教育』とか『思考力を養う教育』とか様々な試みがあるようですが、まだまだ『正解を覚える』ことが評価につながっていると感じます
統一の評価基準で生徒の能力を評価するという構造からして、これは仕方のないことなのかもしれません。
また日本では、王道とされる進路から外れると周囲からものすごく叩かれることも、失敗が恐ろしい理由の1つかもしれません。
周囲に溶け込み目立たず、悪目立ちしないことこそが求められるので、失敗しないために『何もしない』ことが最適解となってしまいます。
失敗を恐れないマインド
さて、失敗を恐れる先に行きつくのは『無難なことしかしない人』です。
失敗を恐れすぎてしまうことの弊害は、挑戦の機会を逃してしまうこと、成長のチャンスを見逃してしまうことです。

できることなら失敗への恐怖を克服したいですよね
私が失敗を恐れなくなったのは、2つの考え方の変化を経験したからです。
失敗で失うものを数える
まず、失敗したときのリスクを正確に知ろうとしました。
自分は挑戦することを恐れているのではなく、現実的な損得勘定で合理的な選択をしていると思いたかったからです。

しかし、皮肉なことに、自分自身の試算によって失敗のリスクが大したことがないと分かってしまいました
例えば、ブログ執筆なら、目標は『多くの人に読んでもらえるサイトに育て上げること』です。
そして失敗の定義は、いつまで経ってもサイトが育たず、PV数が増えないことです。
もしも失敗してしまったら、私が失うのは『ブログのサーバー代』『執筆に費やした時間』です。
せいぜい10000円程度と破産するには少なすぎる出費に、ブログをしていなかったら遊んで浪費していたであろう時間しか失うリスクがなかったのです。
前述の通り、日本では失敗すること自体が忌避される傾向にあります。ですが重要なのは、失敗することで何を失うか、です。
例えば、全財産を競馬につぎ込むことを考えるときに失敗を恐れるのは、賢明で現実的な思考です。
しかし、何か習い事を始めるとか、新しい環境に飛び込むとか、そういった挑戦のリスクはそれほど高くありません。

無条件に失敗を恐れるのではなく、失敗で失うものを考えると冷静になれます
逆に、失敗で失うものが大きすぎる場合はやめておくのが賢明でしょう。
適切に恐れるのが大切です。
時間の価値・若さの価値を考える
ほとんどのものは、取り返しがつきます。
例えば、出費。
競馬で10000円負けてしまっても、働けば取り返せます。

しかし時間は、巻き戻すことも取り返すこともできません
時間はすべての人間に平等に与えられていて、増やすことも減らすこともできません。また貯めることもできず、過ぎ去っていきます。
時間は命そのもの、人生そのものであり、若いということにはとてつもない価値があります。
失敗を恐れて立ち止まるということは、時間を浪費するということです。
『あの時やっておけば』と後悔したことが一度でもあるのなら、これからも同じ後悔をする可能性があります。

ヒトは、やりたいという気持ちを捨てることはできません
やりたいと思ったことに挑戦すれば経験になり、やらずに躊躇してしまえば執着に変わってしまいます。
やりたいと思ったことにはさっさと挑戦してしまう。それが時間の有意義な使い方です。
- 失敗で失うものを数える
- 時間の価値・若さの価値を考える
まとめ:実際に失敗してみる
このように失敗を恐れないための考え方を解説してきましたが、一番効果的なのは『実際に失敗してみること』です。
例えば、私は3年前にトレーニングジムに入会し、様々な失敗をしてきました。
なかなか体重が変わらなかったり、腹筋が見えてこなかったり、体型が変わらなかったり。
色々な試行錯誤を繰り返しては失敗してきました。

しかし、これは見方を変えると、成功のための足掛かりとも言えます
発明王のトーマス・エジソンは、I’ve just found 10,000 ways that won’t work.(私は10000通りの上手くいかない方法を見つけた)という名言を遺したと言われています。
一見失敗に思えても、それは成功のためのサンプル収集に過ぎないというわけです。
当初の期待に添わない結果だとしても、まったく実にならないわけではありません。
実際に挑戦し、失敗することで、そのことを体感できます。
減点ではない失敗もあるのだとわかれば、次の挑戦に踏み出しやすくなるでしょう。
まずは1人でできることから、試してみてください!
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